届かない手紙
海を後にして、
フラフラ歩いた。
なんだかぼーっとしてたら、
道がわからなくなった。
ここどこだ?
方向音痴の私は、
地図が見れない。
いつも旦那っち任せだった。
そのくせ、旦那っちが迷うと、
チッと思っていた。ヒドい笑
お店が見えた。
オシャレなお店。
お腹が空いたから入ることにした。
見覚えのあるお店だった。
あっ、ここ。。。
昨年、夏。
こんな店見つけたよ。
今度来ようね。
旦那っちからのラインだった。
連れてきてくれたんだね。。。
ちゃんと手を引いて連れてきてよ。怒
お店に入ってパスタを食べた。
その後、私は手紙を書いた。
届かないかもしれない手紙。
読まれないかもしれない手紙。
それでもよかった。
誰にも言えない思いを綴った。
この手紙が届いたら
凄いよね、○○くん。
今日みたいに
いつか何かが起きますように。。。