6月25日。

デビューの日。

プレミアムライブ。

まさかこんな記念日のライブが当たるとは。

高校の時からずっと側にいてくれた。

付き合いは旦那っちよりも長い。

旦那っちがいなくなって、

好きだった歌が聴けなくなった。

思い出がいっぱいありすぎて。

おきみやげのおかげで、

ラブソングは聴きたくなかった。

それでも聴きに行った。

やっぱり私は会いに行くんだ。

NHKホール。

席は2階。

それでも十分近かった。

みんな一人参戦。

私は旦那っちと二人。(チケット代払えよ)

いつもの緊張感＋別の緊張感。

何をどう感じるかわからなかったからだ。

いつも隣でドキドキしていた旦那っち。

きっと今も隣にいるはず。(まさか自分だけ最前列にいったんじゃないでしょうね？疑)

私はすでに泣きそうだ。

始まったとたんに

気持ちが溢れ出てしまった。

あの波にのまれる時と同じだ。

旦那っちへの思いが涙で流れ出る。

でもいつもとは違った。

目の前にいるあの人は

私の中に歌を流し込んできた。

歌詞がどんどん入ってくる。

私が避けていたこと。

どうなるのかわからなくて、

怖かったから。

あの人の生声が私の中で響く。

私の気持ちをかき混ぜる。

愛しい気持も、悲しい気持ちも、幸せも後悔も嫉妬も全部ぜーんぶ、ぐるぐるぐるぐる。

バラバラだった私の気持ちは一つになった。

どーしよーもない歌。(フザケた歌詞)

いつも笑って聞ける歌も、

今の私には笑えないと思ってた。

でも。。。でもね、

そんな歌で思い出した。

旦那っちがなりたかった自分。

粋で優しい馬鹿。

そうだったね。

格好悪くても優しかったね。

バカみたいに優しかったね。

思い出したよ。

それからはどんな歌も

聴くことができた。

全部ぐるぐるしたからだ。

泣き笑いしながら、

旦那っちと手をつないで

一緒にその貴重な時間を過ごしました。

あの人の歌は力をくれる。

背中をさすって寄り添ってくれる。

時には追い討ちを

かけられることもあるけれど、

ヒントをくれる。

どんな歌でも気付かせてくれるんだ。

そして全力で馬鹿が出来る大人！

本当にステキです。

そんなカッコイイ大人に憧れています。

ありがとう。

あなた達の歌で私は救われています。

40年間続けてくれてありがとう。

感謝しかありません。

また会いに行きます。