今日が人生最後の日

大好きな旦那っちに逢いに行くその日まで。。。

お通夜

会場へ向かった。


棺に入った旦那っち。

棺の大きさは調度よかった。

王子が父さんは閉所恐怖症だから、大きい棺にすると言ってこの大きさになった。

王子ありがとね。


立派な祭壇だった。

白と紫が基調となって花が飾られていた。

王子が昨年撮った写真が飾られていた。

笑っている旦那っちの写真は少ない。

王子が撮っていたところに、ひょこっと入り込んだ写真。

いたずらしている時の笑った顔だった。


式が始まる前まで大好きだった歌を流してもらった。


家族葬にしたので、

参列するのは本当に身近な親族だけ。

職場の方にはその旨を伝えが、どうしてもお別れがしたいと参列していただくことになった。


一番仲の良かった職場の子。

20代の若者たち。

式が始まる前にお顔を見てもらった。

数日前まで一緒に働いていたのにね。

ごめんなさい。


住職の読経が始まった。

お焼香をすませ、参列者に何度もお辞儀をした。

お経を唱えていても、私の頭は理解できなかった。

私のわからないところで、時間が流れていった。


住職からいただいた戒名。

素敵な戒名だった。


お式が終わると会社の方と話をした。

みんな初対面だ。

最近いつもつるんでいたアルバイトの子。

あの日も一緒にいた。飲みに行ってもすぐに寝てしまうから、あまり飲んでいなかったこと。もう一人の子が送ってくれていたこと。いつもより足取りもしっかりしていたこと。それでこんなことに?その子達も訳が分からないだろう。ごめんね。そして、ありがとう。


王子が一言話してくれた。

父は仕事を楽しんでいました。

とても充実していたと思いますと。

王子と同世代のアルバイトの子達と働いていたから、たくさん話してたもんね。。。


上司、社長、アルバイトの女の子たちにもお詫びとお礼を伝えて帰ってもらった。


その後はみんなで会食。

昔話やなんやかんやで賑やか。


なんだか私だけ穴の中に入っているみたいだ。


白い穴。


義弟に話しかけられてはっとした。


私は無だった。

何も感じていなかった。


義妹と義弟に旦那っちをお願いして、

家に帰った。

兄弟最後の宴、楽しんでね。。。


家に帰ると、

旦那っちはいなかった。

いなくなってしまった。。。

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