樹木希林さん。

ご冥福をお祈り申し上げます。

淡々と語るその姿は

とても自然体で

無理なく人生を

楽しんでいるように見えました。

畳の上で死ねたら上出来よ

そうやって持病と付き合い、

常に死を意識して生きていた方。

女優という華々しい

別世界の方なのに

誰に対しても特別な見方はせず、

同じように人間を見て

楽しまれていたんではないかなと

一般人の私は思いました。

希林さんの作品で

印象的だったのは、

東京タワー

〜オカンとボクと、時々、オトン〜

本を読んだあと映画だったかなぁ。

希林さん演じるおかんは

みんなに優しいあったかいおかんで

リアルに病気と向き合う姿が切なく、

演技なのか

わからなくなるところもありました。

左目を失明したときは

絶望した。

でも人の奥の裏側が見えるんじゃないか。

新しい世界が見えてくるチャンス

上手くいけばね。

癌になって

有り難かった。

みんな真摯に向き合ってくれる。

希望を持って頑張ろうとは

思っていない。

成り行きです。

マイナスの出来事も

自分の栄養。

気負っていなくて

大変と思わず、

受け入れて楽しむ。

なかなか出来ることではありません。

ロックな人生真似はできません。

生きるのも日常

死んでいくのも日常

人の死を残念とか思わない

ああそうですかという感じ

贈る言葉は、

ありがとう

また会いましょう

希林さん

もしあなたの生涯ただ一人愛した人が

あなたより先に

いってしまったら

あなたはどう思っていたのでしょう。

あなたのような

カッコいい人の

言葉を聞いてみたかった。

あなたの経験しなかったこと

今私は経験しています。

成り行きか。。。

人に迷惑にならないように

人のゴミにならないように

どうせなら

どうせ生きていくのなら

とりあえず笑っとくか

お天道様に

お月様に

顔向けて

今日の風が

心地いいように

誰かの心が軽くなるように

成り行きでも

いいじゃないか。。。