はじめての命日~ピエタ
「ここに行ってきたよ」
突然写真を見せられました。
そこに写っていたのは
ピエタ像でした。
「なんか見たかったんだよね」
亡くなる少し前に
旦那っちは教会で涙を流していました。
「今度、連れて行ってあげる」
ずっと頭に引っかかっていたので
1年越しに行ってみました。
知らなかったです。
こんな大きな協会があったなんて
働いていた場所から
歩いていける距離にあります。
大きいだけで圧倒されます。
普段の日なので
人は2、3人しかいません。
誰かが動くだけで
音が伝わります。
静寂の中
しばらく座っていました。
なんで旦那っちは
突然ここへ来たんだろう。。。
ピエタの前に立ちました。
私は嘆くことはなかったです。
いつかは誰もが
こんな思いをするんじゃないかな
そういうことなのかな。。。