狭間
今私はまだ夢の中にいる感覚だ。
体がフワフワしている。
固い地面を歩いているはずなのに、
沈みそうなぬかるみを歩いているみたいだ。
足元だけが重い。
現実と向こうの狭間でユラユラしてて、
いつでもあっち側にいけるんじゃないかって
思ってる。
なんだか今いる現実がよくわからない。
仕事もできる。
子供達とも笑えるけど、
気が付いたら一人でフワフワしている。
なんだか声が聞こえてきそうなのに
旦那っちの声は聞こえない。
いくらお願いしても、
聞こえない。。。
簡単には繋がらない。
でもこっち側しか知らない人は知らないだけで、
本当は隣り合わせなんじゃないかな。
生と死はいつだって隣り合わせ。
知らないだけで本当はとても近い。
不思議だ。
きっと知らないことがたくさんある。
まだまだ知らないことが。