旦那っちも王子も私も

長瀬くん&クドカンファンです。

考え深い「介護」というテーマで

コミカルにそして温かく話が展開していき

毎週楽しみに観ていました。

自分が体験した事がたくさん出てきて

胸がギュとなる場面がいくつもありました。

寿一が父寿三郎をホームに置いて

一人泣きながら帰るシーンとか

認知症の寿三郎がもういない息子を探し

「寿一はどうした？」

亡くなったことを覚えていなくて

切なくて気付いてほしくて

誰も何も言えない空気とか

介護されている父より先に

介護している息子が先に亡くなるという展開

死んでしまうこと

親よりも先に子供が亡くなること

あるんです

大切な人だからこそ

受け入れ難い

能の舞台本番中に

寿一が部屋着のまま来てしまうシーン

寿三郎にしか見えない寿一

「お前が死んだって言うんだよ

　ここにいるのに」

逝ってしまった方も

残された方も飲み込めていない

長瀬くん演じる寿一が不思議そうな顔をする

印象的なシーンでした。

死はとても身近な出来事です

誰の家でも起こりうることです

その時、どうしたらいいのか

学校でも親からも教わりません

とても大事なことなのに

身体や心が壊れないように

どうすればいいのか知りたい

寿一の家族に対する寄り添い方は

とても強い愛に満ちたものでした。

クドカンワールドを満喫できました。

ありがとう長瀬くん

一度だけ渋谷で若い頃見た事あって

その時から好きでした！！(//∇//)