眠ったままの旦那っち
明るくなって旦那っちの顔を見たら、
穏やかな顔になっていた。
やっと帰ってこれて、
一緒に眠れて安心したのかもね。
この日、私は比較的穏やかな気持ちで、
朝から王子と姫と三人で
枕団子とご飯の用意をしました。
お団子は六道へ行く旅のおとも。
私が説明書きをよく読んでいなかったため、
かなり小さなお団子を作ってしまいました。ヤべっ
旦那っちが何やってんのって
ツッこんだに違いありません。汗
王子に怒られ、余りのお粉でなんとか賄いました。
団子作りの名人王子に綺麗なお団子を丸めてもらい5つは丸いお団子、一番上に姫が作ったハートのお団子をのせました。
失敗作が沢山残ったため、証拠隠滅のために、みんなできな粉と黒蜜をかけて美味しく食しました。(内緒です)
旦那っちの枕団子にもきな粉と黒蜜をかけちゃおうかと思ったけど(好きだったから)、それは思い留めました。
ご飯はおっぺし盛です。
おっぺしって旦那っちがよく言ってたけど方言なのかな?我が家では大盛りにして欲しいときは、
「おっぺしで」と言っていました。謎
これも旅のお供、お弁当です。
ここは王子の出番です。
いまこそ真価が問われる時と高く積み上げていきます。綺麗に盛れてこのくらいかなというところで、ググってみると、高く盛れば盛るほど良いとされ、この世に未練が残らないようになるとあり、まだいけるとさらに盛り出しました。
それで終わりか?その程度か?と旦那っちに言われると思ったのか、さらに盛る。笑
ほぼ3合盛ったご飯に、最後姫にお箸をさしてもらいました。
これでお腹空かないよね。
葬儀屋さんの話には王子にも入ってもらうようにしました。義母が話に入ると押し切られてしまう。私は強く言えない。でも王子が譲れないところをはっきり言ってくれました。棺の大きさや分骨、位牌のこと決めてくれました。王子がいてくれてよかったです。
○○くん、あなたの息子とっても頼もしいよ。