身内からの電話
普段かかってこない身内からの
電話があった。
義理の弟だ
「どした?」
身内からの電話には
過剰に反応してしまう
スマホ越しの義弟は
明るい声なので
何も心配ないはずなのに
「あのですね」
なんだか言いにくそう
「何?どした?」
畳みかける私に
「えっとですね、、、」
じれったくなって「なに?結婚式?」
先に言ってやった。
電話なんかかけてこない義弟が
わざわざかけてくるなんて
これしかない
「みんなで来てください」
不安な私は
気乗りしない声で
「はい。わかりました」そう答えた。
何が不安かって
それは。。。
心の底から
ちゃんと祝ってあげられるのか
自分に自信がなかった。
義母にも電話があったみたいで
「○○ちゃん(旦那)の席を作りたい」
そう言ったらしい
私には。。。
聞かないんだね。。。
あー
なんて嫌な義姉なんだろう
旦那っちがきっと
がっかりするだろう
でも
義弟の隣にはパートナーがいて
私の隣には写真が飾られるのだろうか
私はその時
どんな気持ちになるのだろうか
写真の中のあの人を見るたびに
いない事を再認識させられるのに
応援するなんて言っといて
やっぱり羨ましい気持ちはなくならない
私を差し置いて幸せになるな!
そんなこと。。。
思った私は何様なんだ?
ダサ
ダサイ自分と戦ってます。。。