義母の四十九日
四十九日
無事終えることができました。
5年前の四十九日
人が亡くなった時の流れを
なぞっていたあの頃
気持ちはついていけず
ただただその日がきたらこうする
そういう日々でした。
人生のパートナーが
早くにいなくなってしまった時
「拒否」という感情から始まります。
うそだ そんなことあるわけない なんで イヤだ
理解できないまま
日々が流れていきます。
四十九日なんて
ぽっかり空いた闇穴のせいで
頭が働かなくなっています。
旦那っちの四十九日
誰よりも泣いていたお義母さん
私は誰の法要だろうなんて思いながら
お経を聞いていました、
そして旦那っちの名前が呼ばれると
薄っすら見えやしないかと
目を凝らして探していました。
半分冗談で半分本気で
義母のお骨は
旦那っちのお隣りに納められました。
お義母さん
今、旦那っちと一緒ですか?
会いたかったあなたの息子に
会えていますか?
残された者は
寂しいばかりです。。。