今日が人生最後の日

大好きな旦那っちに逢いに行くその日まで。。。

会いたい気持ち小さくなーれ

命日が近付くと

敏感に反応します。


普段と同じ事言われているだけなのに


今年の命日は金曜日なので

連休になります。


「ぴょこりんさん連休じゃないですか

 いいですねぇ」


。。。


忘れたくても忘れられない日

人生が変わってしまった日


忘れちゃうよね2年も前のこと

同僚の旦那が死んだ日なんて


スーパーでママ友に会いました。


「この前王子に会ったよ。

 お母さん元気?って聞いたら

 元気です!って答えてくれたよ

 よかった。元気そうで」


。。。


そうですね。

病気ではないので元気ですね。


ただ

寂しいだけです。。。


とってもとっても


なくならない寂しさ

堪えている涙


「会いたい」は

口に出さないように


うまく自分の中で

コントロールしなくちゃ


「会いたい」が止まらなくなると

自分を見失ってしまうから


会いたい

会いたい

会いたい

会いたい。。。会いに行こう


そうならないように

必死です。


いつだって会いに行きたいから

必死なんです。


苦しいなぁ。。。

悲しくて困ったなぁ


涙が止まらなくて

困ったなぁ。。。

小6旦那っちの大切なもの

寝ているあの人に手を引かれました。


「ちょっと。。。」


私は横になって添い寝しました。


指だけを絡めて

何も言わず


そして目が覚めました。


あまり大きくなくて

ゴツゴツした指


よーく覚えています、あの手


何か言いたそうだったな

指の動きで感じたよ


「ちょっと。。。」の続きは

「いいかな」と聞こえたような気がしました。


もうすぐ命日

私は義母にずっと渡せずにいました。


旦那っちの定期貯金

どんなにピンチでも

解約しなかった定期貯金


姫を妊娠した時に

旦那っちは保険に入りました。


妊娠中2人で休みの度に相談窓口へ通い

2ヶ月位かけて決めた保険


その保険に助けられて

今、生きています。

姫も王子も私も


でも義父母は。。。

だから最期の親孝行

旦那っちの代わりに


見つけたんです。


旦那っちが小学6年生の時に

未来の自分宛てに書いたハガキ


将来なりたいものや好きなもの

いろいろ書いてある中で


「あなたの大切なもの」そこには


「お金」「お母さん」


と書かれていました。


やっぱり!


大事なお金を

大切なお義母さんに渡してね


そういうメッセージだと受け取りました!


話があるからと言って

義母を家に呼びました。


手術のこと

仕事のこと

住まいのこと

義父のこと

子供たちのこと


一通り話を聞きました。

お義母さんの気持ちを聞きました。


私はお義母さんの気持ちを

一番大切にしたかったから


家族は心配だからこうした方がいいと

必ず言うけれど


お義母さんの思うように

出来るところまでさせてあげたい


しんどかったらまた

その時考えればいいと思います。


人は死ぬときは死にます。


それは病気になった義母に限ったことではなく

誰にもまさかがあるからです。


だったら

本人が一番やりたいように

生きたいようにするのが一番


自分が決めたことだもの

納得がいくはずです。


誰のものでもなく

自分の人生なんですから


私はそれを

応援するだけです。


ずっと渡したかったものがあると切り出して

義母に渡しました。


「○○くんのお金だから

 お義母さんに持っていてほしいの。」


受け取れないと義母は涙をこぼしましたが

これだけは譲れなかったので

ここ一で粘りました!


「誰のために使うかは自由。

 自分に使う気がないなら

 義妹のためでも姫のためでもいい。

 預かっておいて」


そう伝えました。

姫の近くにいたいという義母の気持ちは

痛いほどよく分かります。


だって私たちは

どこにも行きようがない悲しみを


元気な姫と一緒にいることで

吹き飛ばそうと必死に生きているんですから


○○くん

お義母さん頑張るって


ちゃんと見守ってあげて


お義母さんの笑顔が

いっぱい見られるように


私に出来ることをするからね


夢の中で言いたげだったけど

お金のことだった?


言いにくかった?


あれであってたかな。。。

手術の日が決まりました

もうすぐ訪れる命日


どう過ごそうか考えていました。

二回目の命日


一人の時間を作るために会社休んで

一人であの人と向き合って

大事に大切に思いを溢れさせて


あの人が喜んでくれるような時間


そんな一日を過ごそうと

考えていました。


そこへきて

義母の病気発覚


これタイミングやな


そう思いました。


私は義母と旦那っちの話は

一度もしていません。


誰よりも

誰と話すよりも


悲しみが深く


誰よりも

気遣ってくれる義母に対して

申し訳なく思い


子供をなくした母親に

なんて言ったらいいのかわからなくて。。。


そして義母は旦那をなくした私に

なんて声をかけたらいいのかわからず


そして私の背中を押す事態

だから話す機会を与えられたんだなと思い


命日は義母と過ごそうかと

計画中でした。


そこへきて

まさかの手術日=命日(゜ロ゜;)


そうきたか


ではでは

ここで渡す時がきたのか?!


ずっと義母に渡したかったもの

いつ渡すのがいいのか

タイミングがありませんでしたが

今ですね。


命日は旦那っちと一緒に

義母の手術の成功を祈りたいと思います。